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【中年独身男の想い】アイツと別女性 薬指の結婚指輪!

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アイツと別女性 薬指の結婚指輪!

思い起こせば、5年ほど前のこと。
いつも行く店は、自宅から車で5分の場所にある。
よく通うようになったある日、ひとりの女性店員が気になった。

私より10歳ほど年下で綺麗で可愛い。
好みのショートヘア。
細身とまでは言わないが、体の線の割にはふくよかな胸。
どことなく「本田翼」に似ている。
外見が良いのはもちろんなのだが、真剣に仕事に取り組む姿に惹かれてしまった。

奥手な私ではあるが、彼女のことが気になって、よく話しかけていた。
そして、彼女も声をかけてくれるようになった。
彼女のことがどんどん気になった私は、直接彼女に相手がいるのか聞いた。
彼氏います」との返事が返ってきた。
ちょっとした失恋だった。

その後も通い続けていて、一時期気まずい空気だったものの、前より仲良くなった。
数ヶ月振りに店を訪れ、彼女を見掛けた。
彼女の左手の薬指には結婚指輪が見えた。

声を変えてくれた彼女に「結婚したんだね、おめでとう!」と伝えた。
「ありがとうございます」と嬉しそうに答える彼女。
良い人に巡り逢えたのだと思い、私も嬉しくなった。
そして、楽しく遊技させてくれた彼女に、感謝した。

その後、彼女を店で見かけることは無くなった。
どうやら、寿退社したようだ。
幸せになって欲しいと、素直に思えた。

 

「やらずに後悔する」が今までの私だった。
そんな私が積極的に彼女に向き合い、撃沈した。
でも後悔は無く、素直に彼女の幸せを祝うことができた。

「あの時、アイツに...」
やはりそう思ってしまう。
結果はどうであれ、やって後悔しないだろうと思うようになった。
だから、これからの人生は挑戦していくことを決意する。

 

第00話 アイツとの出逢い

【中年独身男の想い】第00話 アイツとの運命の出逢い!
あれは春休みを終えた小学5年生の新学期。2年間一緒だったクラスメイトと別れ、新たにクラス替えが行われる。私はワクワクしながら、いつもより早い時間に家を出た。学校に着いた私は、「5年1組か~」と新鮮な気持ちで教室に向かった。教室に入ると、見知らぬ長い髪の女の子が席に座っていた。

依頼して良かった。
30年以上前に、離れ離れとなったアイツを探し出してくれた
「さくら幸子探偵事務所」

32年前の初恋の人を【さくら幸子探偵事務所】に人探し依頼した体験!
40歳半ばになって、「あの人は今どうしているだろうか?」と気になるようになりました。その相手とは、小学生だった頃に出逢った初恋の人です。小学校を卒業すると同時に、私は引越しすることになり、それから32年の月日が流れました。

閲覧ありがとうございました。

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