あいつと別女性 薬指の結婚指輪！
思い起こせば、4年ほど前に始めたパチスロ。
いつも行くパチンコ屋は、自宅から車で5分の場所にある。
よく通うようになったある日、一人の女性店員が気になった。
私より10歳ほど年下で綺麗で可愛い。
好みのショートボブ。
細身とまでは言わないが、体の線の割にはふくよかな胸。
どことなく「本田翼」に似ている。
外見が良いのはもちろんなのだが、真剣に仕事に取り組む姿に惹かれてしまった。
奥手な私ではあるが、彼女のことが気になって、よく話しかけていた。
そして、彼女も声をかけてくれるようになった。
彼女のことがどんどん気になった私は、直接彼女に相手がいるのか聞いた。
「彼氏います」との返事が返ってきた。
ちょっとした失恋だった。
その後も通い続けていて、一時期気まずい空気だったものの、前より仲良くなった。
数ヶ月振りに店を訪れ、彼女を見掛けた。
彼女の左手の薬指には結婚指輪が見えた。
声を変えてくれた彼女に「結婚したんだね、おめでとう！」と伝えた。
「ありがとうございます」と嬉しそうに答える彼女。
良い人に巡り逢えたのだと思い、私も嬉しくなった。
そして、楽しく遊技させてくれた彼女に、感謝した。
「やらずに後悔する」が今までの私だった。
そんな私が積極的に彼女に向き合い、撃沈した。
でも後悔は無く、素直に彼女の幸せを祝うことができた。
「あの時、あいつに．．．」
やはりそう思ってしまう。
結果はどうであれ、やって後悔しないだろうと思うようになった。
だから、これからの人生は挑戦していくことを決意する。
第00話あいつとの出逢い
依頼して良かった。
30年以上前に、離れ離れとなったあいつを探し出してくれた「さくら幸子探偵事務所」
アクセサリーブランド『6mi（LOKUMI）』の記事
閲覧ありがとうございました。
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