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【歴史小説を描いてみた!?】三国志 第一話① 眼醒め前の英雄

小説三国志

三国志 第一話① 眼醒め前の英雄

 「おい!玄徳よ!お前は漢(おとこ)として生まれておきながら、なんて有様なのだ!」
 「私はただのむしろ売りの身。あなたは...。」
 「なんということだ!これだけ国が乱れておるというのに。お前には志はないのか!」
 「私にだって志ならある!しかし...。」
 「もうよい!時期に夜が明ける。早よう目を醒ませ!」

 

 朝焼けの光の中に身を包まれながら、玄徳は目を覚ました。
 幼くして父親を亡くし、年老いた母親とむしろ売りで生計を立て、貧しい暮らしをしていた。
 叔父の援助で従弟と修学に出たこともあるが、母親に孝行を尽くす玄徳は未だ世に出ていない。
 「不思議な夢を見た。あれはいったい何だったのか...」
 そう思いながら、母親と編んだむしろや草履を背負い、村を出て行った。
 ここから、ひとりの英雄が旅立つことになる。

 

第一話②はこちら

【歴史小説を描いてみた!?】三国志 第一話② 乱世の幕開け
「玉座に大蛇がぁー!」温徳殿に狂風が吹き込むと、一匹の蒼い光に包まれた大蛇が天から飛来し、玉座位に居座った。光武帝が再興してから百五十年経った後漢王朝末期、時の天子である霊帝は恐怖のあまり昏倒してしまった。百官たちは慌てふためき逃げ惑い、宮殿内は大騒ぎとなった。

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 閲覧ありがとうございました。

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