家族のために、突然の震災に備えよう!
いつどこで起こるのか分からない自然災害。
近年では、日本や世界で自然災害がとても多く発生しています。
そんなとき、万が一に備えておかなければ!と考えている人も多いと思います。
2024年元日 「能登半島地震」
2016年4月14日 「熊本地震」
2011年3月11日 「東日本大震災」
1995年1月17日 「阪神・淡路大震災」
などの大地震、台風、大雨・洪水・土砂崩れ、火災といった災害は、突然やってきます!
ここで、防災士で災害危機管理アドバイザーの方が勧める
「必要最低限の防災グッズ」
をご紹介するとともに、防災に取り組もうと思います。
地震・防災情報を毎日配信しているYouTubeチャンネル4選
富士地震火山研究所byえいしゅう博士
日本国内外での地震や火山活動に関する情報源で、防災対策への啓発活動に役立ちます。富士地震火山研究所byえいしゅう博士チャンネル
南海先生【地学で命を守る】 地震予測研究MAGAZINe
自然科学に基づいた教育的な内容で、特に地震に関する研究や情報を中心に展開されています。南海先生【地学で命を守る】チャンネル
「ジェミニ」防災意識向上チャンネル
世界中の災害に関する情報を提供、防災意識を高め、自然災害に対する備えを促進しています。「ジェミニ」防災意識向上チャンネル
毎日お知らせchannel
地震や津波などの自然災害に対する備えや注意喚起、気象庁からの重要なお知らせなどを配信。毎日お知らせchannel
2024年8月8日 南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表
令和6年08月08日
気象庁地震火山部南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)
** 見出し **
本日(8日)16時43分頃に日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生しました。この地震と南海トラフ地震との関連性について検討した結果、南海トラフ地震の想定震源域では、大規模地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まっていると考えられます。今後の政府や自治体などからの呼びかけ等に応じた防災対応をとってください。** 本文 **
本日(8日)16時43分頃に日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生しました。その後の地震活動は活発な状態が続いています。また、ひずみ観測点では、この地震に伴うステップ状の変化が観測されています。気象庁では、南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会を臨時に開催し、この地震と南海トラフ地震との関連性について検討しました。
この地震は、西北西・東南東方向に圧力軸をもつ逆断層型で、南海トラフ地震の想定震源域内における陸のプレートとフィリピン海プレートの境界の一部がずれ動いたことにより発生したモーメントマグニチュード7.0の地震と評価されました。
過去の世界の大規模地震の統計データでは、1904年から2014年に発生したモーメントマグニチュード7.0以上の地震1,437事例のうち、その後同じ領域でモーメントマグニチュード8クラス以上の地震が発生した事例は、最初の地震の発生から7日以内に6事例であり、その後の発生頻度は時間とともに減少します。このデータには、平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震(モーメントマグニチュード9.0)が発生した2日前に、モーメントマグニチュード7クラスの地震が発生していた事例が含まれます。世界の事例ではモーメントマグニチュード7.0以上の地震発生後に同じ領域で、モーメントマグニチュード8クラス以上の地震が7日以内に発生する頻度は数百回に1回程度となります。
これらのことから、南海トラフ地震の想定震源域では、大規模地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まっていると考えられます。
南海トラフ地震には多様性があり、大規模地震が発生した場合の震源域は、今回の地震の周辺だけにとどまる場合もあれば、南海トラフ全域に及ぶ場合も考えられます。
最大規模の地震が発生した場合、関東地方から九州地方にかけての広い範囲で強い揺れが、また、関東地方から沖縄地方にかけての太平洋沿岸で高い津波が想定されています。
今後の政府や自治体などからの呼びかけ等に応じた防災対応をとってください。
気象庁では、引き続き注意深く南海トラフ沿いの地殻活動の推移を監視します。
※モーメントマグニチュードは、震源断層のずれの規模を精査して得られるマグニチュードです。気象庁が地震情報等で、お知らせしているマグニチュードとは異なる値になる場合があります。
※評価検討会は、従来の東海地域を対象とした地震防災対策強化地域判定会と一体となって検討を行っています。
** (参考) 南海トラフ地震に関連する情報の種類 **
【南海トラフ地震臨時情報】
情報発表条件:
○南海トラフ沿いで異常な現象が観測され、その現象が南海トラフ沿いの大規模な地震と関連するかどうか調査を開始した場合、または調査を継続している場合
○観測された異常な現象の調査結果を発表する場合情報名に付記するキーワード:
○「調査中」 下記のいずれかにより臨時に「南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会」を開催する場合
・監視領域内※1でマグニチュード6.8以上の地震※2が発生
・1カ所以上のひずみ計での有意な変化と共に、他の複数の観測点でもそれに関係すると思われる変化が観測され、想定震源域内のプレート境界で通常と異なるゆっくりすべりが発生している可能性がある場合など、ひずみ計で南海トラフ地震との関連性の検討が必要と認められる変化を観測
・その他、想定震源域内のプレート境界の固着状態の変化を示す可能性のある現象が観測される等、南海トラフ地震との関連性の検討が必要と認められる現象を観測
○「巨大地震警戒」 想定震源域内のプレート境界において、モーメントマグニチュード8.0以上の地震が発生したと評価した場合
○「巨大地震注意」
・監視領域内※1において、モーメントマグニチュード7.0以上の地震※2が発生したと評価した場合(巨大地震警戒に該当する場合は除く)
・想定震源域内のプレート境界において、通常と異なるゆっくりすべりが発生したと評価した場合
○「調査終了」 (巨大地震警戒)、(巨大地震注意)のいずれにも当てはまらない現象と評価した場合
※1 南海トラフの想定震源域及び想定震源域の海溝軸外側50km程度までの範囲
※2 太平洋プレートの沈み込みに伴う震源が深い地震は除く【南海トラフ地震関連解説情報】
情報発表条件:
○観測された異常な現象の調査結果を発表した後の状況の推移等を発表する場合
○「南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会」の定例会合における調査結果を発表する場合(ただし南海トラフ地震臨時情報を発表する場合を除く)
※すでに必要な防災対応がとられている際は、調査を開始した旨や調査結果を南海トラフ地震関連解説情報で発表する場合があります。
今後は、「南海トラフ地震関連解説情報」で地殻活動の状況等を発表します。
2024年8月9日に神奈川県西部で震度5弱、8月15日には震度4が発生
南海トラフ地震後、相模トラフ付近でも地震が起きています。
今後の動向を注視すると共に、関東圏の地震にも注意が必要です。
2024年の地震情報 国土交通省気象庁 (2024年10月16日現在)
期間 | 震度3 | 震度4 | 震度5弱 | 震度5強 | 震度6弱 | 震度6強 | 震度7 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2024年 | 287 | 80 | 13 | 9 | 4 | 0 | 1 |
2024年大地震地域
- 2024年8月9日 神奈川県西部 5弱
- 2024年8月8日 日向灘 6弱
- 2024年6月3日 石川県能登地方 5強
- 2024年4月17日 豊後水道 6弱
- 2024年4月8日 大隅半島東方沖 5弱
- 2024年4月2日 岩手県沿岸北部 5弱
- 2024年3月21日 茨城県南部 5弱
- 2024年3月15日 福島県沖 5弱
- 2024年1月1日 石川県能登地方 7
地震本部 政府 地震調査研究推進本部からの警鐘
海溝型地震
活断層
M7.5以上が予想される内陸活断層
①サロベツ断層帯 M7.6程度
②糸魚川―静岡構造線断層帯 (北部)M7.7程度(中北部)M7.6程度
③境峠・神谷断層帯 M7.6程度
④富士川河口断層帯 M8.0程度
➄上町断層帯 M7.5程度
⑥弥栄断層 M7.7程度
⑦菊川断層帯 (中部)M7.6程度
⑧中央構造線断層帯 (石鎚山脈北縁西部)M7.5程度
⑨周防灘断層帯 (主部)M7.6程度
⑩日奈久断層帯 (日奈久区間)M7.5程度
また、大都市圏に未確認の「隠れ断層」が潜んでいる可能性があり、「首都直下地震のリスクが高まっている」と指摘されています。
事前準備しておきたい防災グッズ
防災グッズには、「備蓄用」と「持ち歩き用」があります。
「備蓄用」・・・救助が来るまでの数日間を過ごせるように!
救助体制の整備に、およそ3日かかることを念頭に準備。
「持ち歩き用」・・・避難場所に移動、そこで過ごすために必要なもの。
参考:政府広報オンライン「災害時に命を守る一人一人の防災対策」
1 飲料水
1日3リットルを3日分準備(一人当たり)。
飲料水は、「飲用」と「調理用」など生活用水として用意。
地震などにより配管が破損し、水が出ない可能性があります。
貯めておいた水は、大腸菌など雑菌が繁殖しやすいため、被災後に免疫力が落ちた体調だと、病気にかかりやすくなるため、注意が必要です。
10年保存水 1.8l 6本入 2ケース
2 食料品
温めて食べるご飯、備蓄用パン、ビスケット、板チョコなど一人当たり最低でも3日分を用意。
被災後の水道、電気、ガスの停止を考慮し、調理不要で長期保存できるパン、カセットコンロで温めて食べられるレトルト食品、フルーツなどの缶詰などを準備。
普段食べている加工食品を多めにストックして、定期的に消費して賢く備蓄すると良いです。
非常食セット 7日分 21食 5年保存
3 カセットコンロ
被災時(特に冬場)のガスの停止を考え、お湯を沸かせるガスコンロを準備。
調理できる、お湯で濡らしたタオルで体を拭く、消毒など、さまざまな用途に使えます。
カセットコンロ イワタニ
カセットコンロの記事
4 非常用バッテリー、照明、懐中電灯
リアルタイムに情報を入手したり、SNSで情報交換するなど、スマートフォンは被災時に必須のアイテムのため、モバイルバッテリーや小型家電も使用可能な大容量バッテリーがあると安心。
電気自動車も非常用電源として活用できます。
また、懐中電灯だけでなく、周囲を照らせるランタンを備えておく。
ろうそくは火災の危険性があるため、極力使用しない。
大容量モバイルバッテリー Anker 737 Power Bank (PowerCore 24000)
Jackery ポータブル電源 300 Plus リン酸鉄 288Wh/300W
LEDランタン
ポータブル電源の記事
5 現金
電子マネー決済やATMが使えない事態も想定して、小銭を中心に2万円ほど手元に置いておく。
6 救急用品・衛生用品・生理用品
救急用品、トイレットペーパーやティッシュペーパーなどの衛生用品や生理用品を備蓄しておく。
防災セット紹介
SONAETE(ソナエテ) Emergency Bag 防災リュック
SONAETE(ソナエテ) Emergency Bag 防災リュック
SONAETE(ソナエテ) Emergency Pouch 防災ポーチ
サコッシュ 防災セット 緊急防災 9点セット 200E
トップクラスの防災セットメーカーLA・PITA直営「アットレスキュー」
≪防災安全協会認定 高防水ターポリンリュック採用≫ 防災セットLA・PITAシリーズ
楽天1位獲得「防災士が厳選した防災グッズ44点セット」
安全と安心と減災を。防災用品専門店「ピースアップ」
≪防災士監修 基本30点防災セット(1人用)≫「ピースアップ」
防災士&消防士監修 備える充実の44点セット あかまる防災
自然が教えてくれる地震の前兆
現在の科学技術では、予測することが困難な地震。
日本は大昔から地震に直面し、歴史書などに記録されているものがあります。
科学的に証明されていないことも多いですが、先人が伝えてくれている地震の前兆について、参考になると思い、まとめてみました。
前震
大地震が発生する数日~数年前に発生する地震。
「能登半島地震」「熊本地震」「東日本大震災」「阪神・淡路大震災」には、前震がありました。
地鳴り
大地震の数日前に耳にすることができる地鳴り。
雷や大砲のような「ドーン」といった音、モノを引き裂く「ビリビリ」といった音が聞こえる。
人によっては、耳鳴りがすることもあるそうです。
異臭
ガスのような臭いがすることがある。
温泉水(地下水)、湖の変化
色や温度、湧き出し量に変化が見られることがある。
湖に石油が湧いた事例もある。
海洋生物などの異常行動
湖の底などに潜むナマズが浅瀬で見られる。
深海魚(リュウグウノツカイ)が水揚げされる。
魚やイルカ、クジラが群れで浜に打ち上げられていることもある。
動物の異常行動
犬や猫、ネズミ、鳥やカラスなどが異常行動を起こす。
発光現象
夜や早朝などに様々な色や形で見られることがある。
明るさは、月明かりよりも明るいと言われている。
地震雲
太い帯状のもの、波紋型、放射状、弓状などの形状の雲がある。
火山の噴火
火山噴火後の地震、または地震後の噴火が起こることがある。
電化製品の異常
テレビやラジオのノイズ、リモコンの作動不良、スマートフォン(携帯電話)の繋がりの悪さ。
科学的根拠が無くても、異常に敏感になることも大事
私は20年間、製造業のエンジニアをしてきました。
異音や異臭など、異常な稼働状況を発見した際、大きな機械トラブルを防ぐことができます。
また、製品の異常なども同様で、いつもと違う状況から発生することが多いです。
異常に敏感になること、変化点管理は製造業のモノづくりだけでなく、防災にも重要なことだと思います。
閲覧ありがとうございました。
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中年独身男のお役立ち情報局
Friends-Accept by 尾河吉満
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