【2025年8月10日】
満月と6つの惑星直列の共演!
2025年8月10日前後、
「水星」「木星」「金星」「天王星」「海王星」「土星」
が空に一列に並びます。
水星・木星・金星・土星の4惑星は肉眼で観察が可能で、天王星と海王星は双眼鏡や小型望遠鏡で確認することができます。
8月9日の満月(スタージョンムーン)と、6つの惑星直列が共演する貴重な機会です。

2025年満月カレンダー【満月いつ?】満月の呼び名と由来は?
2025年(令和7年)の満月カレンダーです。各月の満月日時と呼び名をまとめています。スーパームーンは11月のビーバームーンです。
北半球では、夏の明け方が惑星観察に最適な時期。
同時期には年間でも特に有名なペルセウス座流星群もピークを迎えるので、注目です!
同時期には年間でも特に有名なペルセウス座流星群もピークを迎えるので、注目です!
参考:starwalk
2025年8月、6つの惑星を見る場所と時間
2025年8月10日前後の明け方、大型惑星直列が観察できます。
日の出約1時間前から空を見上げてみましょう。
惑星が地平線から高く昇る地域では、より良い観察条件になります。
水星は南半球寄りの地域で見やすくなります。
日の出約1時間前から空を見上げてみましょう。
惑星が地平線から高く昇る地域では、より良い観察条件になります。
水星は南半球寄りの地域で見やすくなります。
- アブダビ:8月9日(161度)
- アテネ:8月10日(146度)
- 北京:8月10日(144度)
- ベルリン:8月10日(135度)
- ロンドン:8月10日(136度)
- ニューヨーク:8月10日(144度)
- 東京:8月10日(148度)
- ムンバイ:8月11日(170度)
- 香港:8月11日(164度)
- メキシコシティ:8月11日(169度)
- レイキャビク:8月12日(129度)
- サンパウロ:8月12日(141度)
- シドニー:8月12日(134度)
地域に合わせて最適な日を選び、早起きしてこの壮大な惑星ショーをぜひお楽しみください!
8月の惑星直列の観測方法
6つの惑星を同時に空で見るには、タイミングが重要です。
水星は日の出直前に昇るため、観察できる時間はごく短くなります。
水星は日の出直前に昇るため、観察できる時間はごく短くなります。
1. Star Walk 2を開き、メニューから「 惑星」セクションへ進みます。
2. 「Planet Walk」をタップします。
2. 「Planet Walk」をタップします。
- 惑星が強調表示された星図が表示されます。
- 画面下部に惑星(および太陽と月)のアイコンが表示されるので、タップするとその惑星の位置が確認できます。
- 地平線下にある惑星のアイコンは薄く表示されます。
1.デバイスを空に向け、画面上の画像と実際の夜空を一致させます。
2.惑星のアイコンをタップし、白い矢印に従って 空での位置を確認します。
2.惑星のアイコンをタップし、白い矢印に従って 空での位置を確認します。
•より没入感のある体験をするには、画面右上のカメラアイコンをタップしてARモードを有効にし、実際の風景に重ねて星図を表示できます。
天文学的データと観測条件
惑星の観測条件(2025年8月10日前後)
水星 | 1.9等級 | 日の出直前の東の地平線すぐ上、かに座で低く昇る。19日には西方最大離角を迎え、東京では17日から24日にかけて日の出30分前の高度が10度を超え、観察しやすくなる。明るさは0.3等からマイナス0.6等。 |
木星 | -1.9等級 | ふたご座で輝く。日の出前の東の空に見え、明るさはマイナス1.9等からマイナス2.0等。 |
金星 | -3.9等級 | ふたご座の中で非常に明るく輝く。日の出前の東の空に見え、明るさはマイナス4.0等からマイナス3.9等。8月12日には木星と今年最接近(0°52′の距離) |
天王星 | 5.7等級 | おうし座に位置。理想的な暗い空なら肉眼でも見えるが、双眼鏡があると簡単に探せる。 |
海王星 | 7.8等級 | うお座に位置。観察には高性能な双眼鏡以上の光学機器が必要。満月の影響で観察が妨げられる可能性あり。 |
土星 | 0.7等級 | うお座に位置。安定した黄色の輝きが特徴。日の入りから3時間ほど経った頃に東の空に見え、明るさは0.8等から0.7等。 |
観測時間と場所
- 観測時間:2025年8月10日前後の明け方、日の出約1時間前から。
- 観測地域:惑星が地平線から高く昇る地域では、より良い観察条件となる。水星は南半球寄りの地域で見やすい。
- 最適な日:8月10日は世界中で最もよく見られる日。地域によって多少前後します。
- 東京:8月10日(148度の空の部分)
その他の天文現象
- ペルセウス座流星群: 12日深夜から13日未明にかけて見ごろを迎える。月明かりの影響で条件は良くないが、流れ星を楽しめる。
- 月: 8月10日にはほぼ満月に近い月が土星の下、地平線近く、みずがめ座で観察できる。肉眼では満月に見え、普段よりも大きく感じるかもしれない。
まとめ
2025年8月10日前後に発生する惑星直列は、
水星、木星、金星、天王星、海王星、土星
の6つの惑星が夜明け前の空に並ぶ、非常に珍しい天文現象です。
水星、木星、金星、土星は肉眼での観測が可能で、天体観測の初心者から愛好家まで、多くの人々にとって魅力的なイベントになるでしょう。
観測には、日の出前の約1時間前が最適で、地平線がはっきりと見える場所を選ぶと良いです。
双眼鏡や小型望遠鏡を用意することで、天王星や海王星といった肉眼では見えにくい惑星も観測できる可能性があります。
観測には、日の出前の約1時間前が最適で、地平線がはっきりと見える場所を選ぶと良いです。
双眼鏡や小型望遠鏡を用意することで、天王星や海王星といった肉眼では見えにくい惑星も観測できる可能性があります。
この貴重な機会を逃さず、夏の夜空に広がる壮大な宇宙のショーをぜひお楽しみましょう。
おまけ 惑星直列と予言・都市伝説・オカルトの関係
惑星直列は、その壮大な天文現象ゆえに、古くから様々な予言、都市伝説、オカルト的な解釈と結びつけられてきました。科学的な根拠はないものの、人々の間で語り継がれる興味深い側面として、下記のような説が挙げられます。
災害や天変地異の予兆説
一部の予言や都市伝説では、惑星直列が大地震、洪水、火山噴火などの大規模な自然災害を引き起こす引き金になるとされています。
これは、複数の惑星の重力が一時的に集中することで、地球の地殻や気象に影響を与えるという考えに基づいています。
これは、複数の惑星の重力が一時的に集中することで、地球の地殻や気象に影響を与えるという考えに基づいています。
しかし、天文学的には、惑星直列による地球への重力的な影響はごくわずかであり、地球上で観測されるような大規模な災害を引き起こすほどの力はないとされています。
スピリチュアルな意味合い
スピリチュアルな分野では、惑星直列は宇宙からの強力なエネルギーが地球に降り注ぐ時期と解釈されることがあります。
この時期は、個人の意識の変革や、集合意識の覚醒、新たな時代の始まりを告げるものとして捉えられ、瞑想や自己探求に適した時期とされています。
ポジティブな変化や幸運をもたらすという解釈も多く見られます。
この時期は、個人の意識の変革や、集合意識の覚醒、新たな時代の始まりを告げるものとして捉えられ、瞑想や自己探求に適した時期とされています。
ポジティブな変化や幸運をもたらすという解釈も多く見られます。
歴史的な終末論との関連
過去にも、惑星直列が終末論や人類滅亡の予言と結びつけられた事例がいくつかあります。
例えば、2000年5月5日の惑星直列は、ノストラダムスの予言などと関連付けられ、世界中でパニックを引き起こす可能性が指摘されましたが、実際には何も起こりませんでした。
これらの予言は、人々の不安や期待を反映したもので、科学的根拠に基づいたものではありません。
例えば、2000年5月5日の惑星直列は、ノストラダムスの予言などと関連付けられ、世界中でパニックを引き起こす可能性が指摘されましたが、実際には何も起こりませんでした。
これらの予言は、人々の不安や期待を反映したもので、科学的根拠に基づいたものではありません。
オカルト的な解釈
オカルトや神秘主義の分野では、惑星直列は宇宙の法則や隠された真理を示す象徴として扱われることがあります。
惑星の特定の配置が、個人の運命や世界の出来事に影響を与えるという占星術的な解釈です。
この解釈は、科学的な検証の対象ではなく、信じるか信じないかはあなた次第です。
惑星の特定の配置が、個人の運命や世界の出来事に影響を与えるという占星術的な解釈です。
この解釈は、科学的な検証の対象ではなく、信じるか信じないかはあなた次第です。
科学的見解
天文学的な観点から見ると、「惑星直列」とは、地球から見て複数の惑星がほぼ同じ方向に見える現象を指します。
惑星が太陽の周りを公転する軌道上の位置関係によるものであり、実際に惑星が物理的に一直線に並ぶわけではありません。
また、惑星の重力が地球に与える影響は、月や太陽の重力に比べてはるかに小さく、地球の環境や人間の生活に直接的な影響を与えることはないというのが、現在の科学的な共通認識です。
惑星が太陽の周りを公転する軌道上の位置関係によるものであり、実際に惑星が物理的に一直線に並ぶわけではありません。
また、惑星の重力が地球に与える影響は、月や太陽の重力に比べてはるかに小さく、地球の環境や人間の生活に直接的な影響を与えることはないというのが、現在の科学的な共通認識です。
これらの予言や都市伝説は、惑星直列という珍しい天文現象に対する人々の好奇心や想像力から生まれたものであり、科学的な事実とは区別して理解することが重要です。
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閲覧ありがとうございました。
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