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2026年NHK大河ドラマ【豊臣兄弟!】主人公は豊臣秀長!

豊臣秀長 歴史

2026年のNHK大河ドラマは豊臣兄弟!

2024年3月12日、2026年(令和8年)のNHK大河ドラマ第65作『豊臣兄弟!』の制作発表がされました。
また、2024年10月2日には、追加出演者4人が発表されました。

「また戦国かよ!」と言われていますが、豊臣秀長に焦点を当てられることに期待しています。
派手な兄秀吉と比べると、地味で温厚篤実な弟。
秀吉の出世の陰に隠れてしまいがちな秀長ですが、兄を励まし、支え、ときに諌める。
「天下一の補佐役」と称され、人望は兄を凌ぐほどの器。

秀長がいなければ、豊臣政権はなかったかも知れない。
もう少し
長生きしていれば...、豊臣家の天下は安泰だったかも知れない。
歴史のifを考えさせてしまうほど、実は魅力的で重要な人物である秀長。
 
そんな秀長をどのように取り上げ、演出するのか楽しみです。

 

豊臣秀長の出自

豊臣秀長は1540年(天文9年)に尾張中村で生まれる。
兄秀吉の3歳年下の実弟で、生母は仲(なか、のちの大政所)。

父親は、
 ・秀吉の実父である弥右衛門(きのしたやえもん)
 ・弥右衛門の死後に再婚した相手の竹阿弥(ちくあみ)
の2つの説がある。

「木下家系図」によれば、
1540年生まれの秀長の父親は、1543年に亡くなった弥右衛門の子
である可能性が高い。

幼少期は、小竹(こちく)と呼ばれ、のちに小一郎(こいちろう)と名乗る。
藤吉郎が家を出てからも、小竹は小百姓として生活を支えていました。

 

武士 木下小一郎の誕生

木下藤吉郎は織田信長に仕え、弓組頭の浅野長勝の養女おね(杉原定利の娘)を嫁にもらい、足軽組頭となっていた。
さらに功をあげるためには、信頼のおける補佐役が必要だった。
そこで藤吉郎は、実弟の小竹に目を付けた。

「百姓の俺に、戦で人を斬るなんてできない。」
そう言う小竹に、
「槍働きだけが武士の仕事ではない。それに、信長様は身分に関係なく、取り立ててくれる。」
熱心に説得する秀吉に、兄について行くことを決めた小竹。

こうして、小竹改め小一郎は兄に従い、武士として生きていくことになる。

 

美濃侵攻

1560年(永禄3年)、桶狭間の戦いで今川義元を破り、三河の松平元康と同盟を結ぶ。
1561年(永禄4年)、美濃では斎藤義龍が病死し、子の龍興が継いでいた。
1563年(永禄6年)、美濃攻略のため小牧山城を本拠とした織田信長。

清州城の石垣普請、東美濃攻略と忙しくなるにつれ、家を空けることの多くなった藤吉郎。
小一郎は留守居役、家臣の世話、時には藤吉郎と行動を共にした。

尾張領や美濃領の木曽川や揖斐川沿いに勢力をもっていた武装集団、川並衆(蜂須賀党)。
特に有名なのが、蜂須賀小六正勝や前野将右衛門長康。

 

                蜂須賀家屋敷跡 2015年撮影

 

                前野家屋敷跡 2015年撮影

 

信長が美濃攻めに苦労するなか、秀吉・秀長兄弟が川並衆を味方につけ、美濃攻略の重要地である墨俣に一夜城を成功させた。
この頃から、藤吉郎は秀吉、小一郎は長秀(のちの秀長)と名乗っていた。
 

                 墨俣城 2014年撮影

 

竹中半兵衛重治を味方につけ、西美濃三人衆の安藤守就、稲葉良通(一鉄)、氏家直元(卜全)を内応させるなど、斎藤氏の本拠稲葉山城は孤立。
稲葉山城攻めでは、秀吉と共に小一郎や半兵衛、小六らも参加している。
1567年(永禄10年)に稲葉山城は陥落しました。

                  岐阜城 2014年撮影

 

【合戦解説】美濃平定戦 織田軍vs斎藤軍

 

金ケ崎の退き口

美濃を平定した織田信長は、足利義昭を擁立して上洛することを決意。
同盟関係にあった北近江の浅井氏の協力を得て、南近江の六角氏を倒しながら、上洛する。
畿内の大名を服属させ、平定していく信長。
秀吉は京都奉行となり、ますます忙しく働いている。

再三の上洛要請に従わない朝倉家討伐のため、越前に侵攻する織田家。
朝倉家を攻めないという約束を破られた浅井家は同盟を破棄して、挙兵する。
越前侵攻中の織田家の背後に浅井家が迫り、金ケ崎の戦いの退却戦が始まります。
これが「金ケ崎の退き口(かながさきののきぐち)」です。

朝倉・浅井に挟み撃ちとなった信長は、撤退を余儀なくされました。
殿を任されたのが、明智光秀と秀吉隊。
その秀吉隊の中でも、最後尾を務めたのが小一郎長秀でした。
絶体絶命の危機に瀕している中、家康の救いもあり、無事京都に撤退できました。

                金ケ崎城跡 2014年撮影

 

随時更新していきます。

 

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閲覧ありがとうございました。

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