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【中年独身男の恋愛エッセイ】第11話 これからも待っている!

第11話 これからも待っている!

 会社組織の中で勤務してきた20年。
 今まで経験したことは決して無駄にはならない、無駄にしない。
 そして今の私には目標がある。
 それは会社組織からの独立だ。
 人付き合いがあまり得意ではなく、上司に媚びるなどといったことを私は出来ない。
 実力で成果を出すことで評価してくれた上司とも別れ、部署を異動して以来、私はほとんど孤立
 状態で、成果を出しても評価されない身となった。
 現上司や同僚とも合わず、職場の人間関係に悩み苦しんだ結果の休職だった。

 

 心の拠り所と言えば、アイツの存在だった。
 「今更・・・」
 と思いつつも、探偵事務所に依頼してまで探した。
 そしてアイツを見つけた。

 私にメールをくれたアイツ。
 アイツに返信してから、連絡は途絶えてしまった。
 私には不安があり、悶々とした気持ちがある。
 それでも待つと決めた。

 きっと今はお互いにとってのタイミングでは無いのだろうと思うようにした。
 だから私は、自分のことに専念して、いつまでも待っている。
 そしていつか本当に逢える日が来ることを信じて。

 

第12話 着信音に反応してしまう私!

【中年独身男の恋愛エッセイ】第12話 着信音に反応してしまう私!
私は今、パソコンの前でブログアフィリエイトの勉強をしている。社会人として20年間を過ごした会社組織に嫌気が差し、生きる術を模索した結果だ。適応障害と診断されて、先ずは療養することを専念してゆっくりしていなければいけないところなのだが、会社を去る決意をした時から将来の不安を抱えている。

 

依頼して良かった。
30年以上前に、離れ離れとなったアイツを探し出してくれた
「さくら幸子探偵事務所」

【あの人は今?】32年前に別れた人を探偵に人探し依頼した体験!
40歳半ばになって、「あの人は今どうしているだろうか?」と気になるようになった。その相手とは、小学生だった頃に出逢った初恋の人。小学校を卒業すると同時に、私は引越しすることになり、それから32年の月日が流れた。

 閲覧ありがとうございました。

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